行動の起点(1)

宇宙船地球号の日々

 これまで愛子とはキネシオロジーテストで前世のことや宇宙のことなど見えない世界のことに対して何回もテストをしてきた。だが、大体のテスト内容は目に見えない世界のことであるので、今のわたしにはそれらのテストの結果が真実であることを証明することが出来ない。

 そこでわたしと愛子で、キネシオロジーテストが本当に信ぴょう性があるのかを実験することにした。実は昨年の10月・11月ごろも、芸能人の年齢をキネシオロジーテストで当てるということを試みて失敗したことがあった。一時期は闇側によりキネシオロジーテストの結果をかなり操作されてしまっており、2023年12月ごろ〜2024年の3月ごろまでの間、キネシオロジーテストも宇宙も嘘なのではないかと思って距離を置いたこともある。

 また、このキネシオロジーテストは、「証明してやろう」という気持ちがあるとうまく回答が出ないと『パワーかフォースか』の本には書いてあった。だが、わたしの心持ちであれば無敵である。わたしはここ最近まで、宇宙で決めてきた計画の達成率が非常に悪いことやわたしが多額の宇宙ポイントを借金していることなど、わたしにとって目をつぶりたくなるようなテスト結果を多く得ていた。そのため、正直なところ「キネシオロジーテストの結果が真実でないほうが助かる」と思っていたのである。そんな人間はなかなかいないだろう。キネシオロジーテストの結果が真実でも嘘だったとしても助かるという、非常にフラットな心持ちでいられていたので、この実験にはわたしはかなり向いていたと言えるだろう。

 実験方法は単純なもので、12色の絵の具が入る箱の中に、被験者側(YESもしくはNOの回答を出す側)が1〜12本の好きな絵の具の本数を任意で箱の中へ入れる。その間、質問者側はその様子を見ずに待機をしておく。被験者側は準備ができたら質問者側へ声をかけて、質問者側が、キネシオロジーテストを用いて箱の中の本数を当てる、というものである。

 結論を伝えると、この実験を通してわかったことが2つある。1つ目は、キネシオロジーテストは過去世のことだけでなく現実的な内容でも問題なく活用ができるということ(つまり、キネシオロジーテストはやはり真実の回答を出すということ)。2つ目が、「不安を起点とする質問については、全てが逆の回答が出る」ということである。特にこの2つ目については”世紀の大発見”と言っても過言ではないと思えるくらいの気付きを得た。

 まず1つ目に関しては、言葉の通りである。愛子が箱の中に絵の具を入れて、わたしが箱の中に何本の絵の具が入っているのかを当てることができた。他にも、3本〜4本の絵の具の中から、今箱の中に入っている絵の具が何本なのか、そしてその色が何色であるのかということも当てることができた。わたしは回答を知らずにキネシオロジーテストだけで箱の中の状況を当てることができたのである。超能力を得たような気分であった。

 逆に愛子は、この実験が苦手だと言っていた。2023年の10月ごろに、このキネシオロジーテストで闇側と繋がってしまい、散々な目にあったのである。その頃のわたしはまだ自身のパラレルセルフとも話ができない状態であったので、愛子が愛子のパラレルセルフから聴いた話を共有してもらうという方法を取っていたのであった。だが、愛子のパラレルセルフだと思っていた存在が、いつの間にか闇側の存在へとすり替わってしまっていて、わたしたちは毎日不安な気持ちにさせられてかなり振り回された。

 そのため、「このキネシオロジーテストが本当は真実の回答を出せないものであったらどうしよう」という不安が愛子の心の中には残っている。過去世のことは真実であったとしても今のわたしたちには証明することができない分、フラットな気持ちでこのキネシオロジーテストを使うことができるが、今目の前の状況を当てるということは同じテストでも心の向き合い方が少し異なる。絵の具の箱の中身を当てるテストをすると愛子は決まって不安な気持ちが駆り立てられる。

 そしてここで奇跡の大発見をした。先ほど記載した2つ目の、「不安を起点とする質問については、全てが逆の回答が出る」ということである。丁寧に説明したいので、ここからは次の記事へと続けよう。(続く)

 

 

 

 

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