由佐美加子さんが提唱するメンタルモデルは4つ存在している。だが、実はメンタルモデルは5つ存在していた。価値なしモデル・愛なしモデル・欠損欠陥モデル・ひとりぼっちモデル、そしてもう1つが「スペックダウンモデル」である。
このスペックダウンモデルは由佐さんが提唱している4つのメンタルモデルよりも更に根っこに近いところに存在している。スペックダウンモデルを持つ人は、価値なしモデルや愛なしモデルなどの4つのモデルも同時に持ち合わせている。ちなみにわたしはスペックダウンモデルに加えて愛なしモデルを持っている。
さて、スペックダウンモデルというのは仮称であり、最適な言葉が見つからないのでこの仮称を付けた。仮称ではなくこの呼び方を決定にしても問題はないだろうが、思いつきで名づけたので一旦仮称としておこう。
そもそもこのメンタルモデルは、この世に生まれた時の痛み(バーストラウマ)を避けるために、どのように回避をしていくのかという地球への適合のための処世術のようなものである。例えばわたしの持っている愛なしモデルであれば、ありのままで愛されないことが痛みであるので、努力をして愛されるような行動を取っていく。子どもの時代だと顕著だが、優等生でいたり親の手伝いを率先してすることなどを通して愛を得ようとするのである。
由佐さんの本には載っていない、スペックダウンモデルがなぜ発見されたのか。それは、わたしと愛子がこのブログの内容を見返していたときのことである。1週間くらいでこれまで公開した110もの記事を見直しし、修正をした。このブログは真実度100%を目指して執筆をしているのだが、メンタルモデルの内容についての真実度をキネシオロジーテストで測った際に、どうしても100%とならなかった。しかも、キネシオロジーテストで場所を特定すると、4つのメンタルモデルが書いている箇所に辿り着いた。
本を引用していたので間違っているはずがない。だが、何度やってもキネシオロジーテストではこの場所で真実度を下げる記述があるという回答が出てくる。そこで、「メンタルモデルは4つである」というテストをしたところNOと出たので、「メンタルモデルは5つ存在している」とテストをしてみた。そうしたらなんとYESと出たのである。そうして、5つ目を探っているうちに、このスペックダウンモデルに辿り着いた。
わたしは典型的な愛なしモデルではないと愛子から常々言われてきていた。愛子も、ひとりぼっちモデルであるが典型的なひとりぼっちモデルではなさそうな印象をわたしも持っていた。わたしの共通点と愛子の共通点、その他にも周りの友人たちの典型的なメンタルモデルの傾向を持っていない人たちを思い浮かべた時に出てきた共通点がこの、スペックダウンモデルだったのである。
このスペックダウンモデルは、「本当は出来るはずのことが、この現在の地球上では出来ない」という痛みを持っている。現在の地球上は意識レベルが低く、上限が1,000と設定されている。だが、この地球が属するメルボル銀河の意識レベルの上限は約35,000である。本来の意識レベルであれば出来ること、例えば空を飛ぶといったことや、何か物を瞬時に出すこと、瞬間移動をすることなどは宇宙では容易いことである。この地球で生きるには、これまで出来ていたことができなくなるという経験をするのである。
このスペックダウンモデルを持つ人にも回避行動が存在している。回避行動はその痛みから逃れようとすることを指しており、逃避行動と克服行動の2つが存在している。逃避行動は「出来たはずの世界をなかったことにする」という姿勢を取る。出来たはずのことは、実は幻だったと思うようにするのである。元々なかったものとして見ないふりをすれば、出来たはずの世界という前提が無くなる。そうすることで傷つかないように避けるのである。
もう1つ、克服行動は「今の地球上の常識に合わせること」もしくは「自分の力だけで生きていこうとすること」である。目に見えない世界をなかったことにして、全て自分の努力で人生が成り立っているということを信じながら理性を働かせて生きていく姿勢こそ、克服行動と言えるだろう。
スペックダウンモデルを持っている人はほとんど全ての人が直面期を迎える。逃避行動や克服行動などの回避行動を取ることで痛みを避けているだけであって、痛みそのものが消えるわけではない。逃避行動を取ることで本当の心を偽っていると、結局はどこかで無理が生じるのである。直面期を迎えて、その痛みと向き合い、その痛みが存在していること、そして自身の本音を受け入れていくことをしていくことで統合を迎える。スペックダウンモデルが統合を迎えると「実は自分は宇宙と繋がっており、宇宙から頻繁にサポートをされている世界がある」と信じられるようになっていく。
実はこのブログは、今地球人として生きている宇宙人たちに向けて書いている(地球に生まれる前の意識レベルが500以上ある魂のことをわたしは宇宙人と呼んでいる)。宇宙での記憶を失くしている宇宙人たちが、この制限だらけの地球で生きていくことはあまりにも大変なことなのだ。かく言うわたしも今まだ統合の途中であり、まだまだ知らないことも、思い出せないこともたくさんある。このブログが、今地球で生きている宇宙人たちにとって「こういう世界があるかもしれない」という1つの小さな希望になったら幸いである。
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