心の瞳

宇宙船地球号の日々

 何度もブログに書いているので多分わかっていただいているかもしれないが、わたしはこの魂が転生を繰り返しているという説を信じている。何度も何度も繰り返し身体という器を入れ替えて、性別も性格も入れ替えて、その時その時の人生で学ぶべきことを学んでいると思っている。

 最近、久しぶりに聴いて感動した歌がいくつかある。まず、セーラームーンの「ムーンライト伝説」。セーラームーンは確か1番最初のシリーズが1993年に放送されたのだったと思う。子ども向けアニメの歌だと思って侮ってはいけない。ところどころ心が動く歌詞が散りばめられている。特に好きな歌詞が、「月の光に導かれ何度も巡り会う」「同じ地球(くに)に生まれたの」「幾千万の星からあなたを見つけられる」「出会った時の懐かしい眼差し忘れない」である。文章として眺めてみても、改めて味わい深い歌詞だ。

 余談だが、最近東宝アニメーションのサブスクに登録した。セーラームーンのアニメでは、セーラー戦士たちが転生を何度か繰り返していた。非常に驚いた。セーラームーンはこんなストーリーだったのか。2024年の現代こそ、生まれ変わりだとか前世だとかいう内容もオープンに話せるようになってきているが、1993年にこのような内容のアニメが受け入れられていたと思うと、やはり子ども向けアニメってすごい。1993年に子どもだった少年少女たちが、そういったアニメを見て育って、今では大人として生きている。アニメを見て育っているので、土壌はあるわけだ。近ごろは前世についてや宇宙についての会話がオープンになってきているわけだ。テレビは洗脳装置だというネガティブな意見も聴くが、正しく使えばこんな風にポジティブな変化をもたらせるものなのかもしれない。

 続いて感動したのは、嵐の「Monster」。これも昔から好きな曲だったのだが、最近改めて聴いてみたところ歌詞が素晴らしくてびっくりした。「あなたがいたから生まれてきたんだ」「ぼくの記憶が全て消えても 生まれ変わったらまた君を探す」「見かけじゃなくて心を抱いて 満月の夜 君を見つけた」これらが、わたしが好きな歌詞である。記憶を全て消して産まれてくるのは、このメルボル銀河においてわたしたちの魂を創った創造主が設定したルールだと思う。わたしはいくつか過去世の記憶をところどころ思い出しつつある。わたしは知っているのに、相手が思い出せていない現実は切ない。わたしのことを早く思い出して欲しい。人類が失った記憶を取り戻せたら、もっと早くに世界が変わるだろうに。

 ここまでの2曲は、どちらも月に関係している。転生には、月が何かしら関わっているのだろうか。前の記事で触れたキネシオロジーテストで知ったことだが、月では地球に産まれる前に魂それぞれに異なる才能を与えられて地球へ向かうというセレモニーが行われるということが分かった。月はきっとわたしたちにとって特別な場所である。

 月は地表ではなく、内部に何かしらの施設や生命体があるのではないだろうか。地球は地表に生活しているが、意識レベルが高い文明になればなるほど、星の内側に住むようになるとアミが本で言っていた。その星のどの場所に住んでいるかにより、その文明が何を大切にしているのか分かってしまうのだそうだ。地球は地表に住んでいるので、外側の「見た目」を気にしてすぐ外見で判断する。星の内側に住んでいる生命体は内側にフォーカスしているので、見かけには興味がないらしい。面白い。その星の意識がそのまま暮らしに反映されているのだとか。

 だからこそ、嵐の曲のMonsterでは「見かけでなくて 心を抱いて」という歌詞に共鳴してしまう。見かけはあくまでも今世限りの器なのである。職場で残業していると、男性たちだけになった途端に女性の見た目の話をし出すのでいたたまれない気持ちになる。別部署な上に、わたしには全く関係ない人たちではあるが、それでも、「まだ見た目で判断する人たちもいるのか…」と少しばかり絶望するのである。

 わたしたちは心の瞳で見つめる訓練が必要かもしれない。誰かと話した時に「懐かしい」と感じる、その感情に気が付ける繊細な感性と心の瞳を育む必要がありそうだ。

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