8週目のワーク

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

 さて、今週は「芯の強さを取り戻す」がテーマである。

 今週のエクササイズでも、「子どものときの条件づけ・エクササイズ」(p.186)というワークが出てくる。本書では子どものころの記憶を掘り起こすという作業が多い。

 話はまた逸れるが、子どものころの過ごし方は本当に重要らしい。6歳までは子どもは植物と同じだと言っている人がいた。言われたことを全て吸収してしまうとのことだ。6歳までの間に、「貴方は賢いね」と言われて育つと、「ぼくは・わたしは賢いんだ」と受け止めてそれがその人の根幹となるし、「なんて馬鹿な子なの!?」と言われて育つと、「ぼくは・わたしは馬鹿なんだ」と受け止めてしまうらしい。自己肯定感は6歳までで土台が出来上がるそうなのだ。恐ろしいことである。

 社会と様々な関わりをする中で、そぎ落としていった自分を取り戻すには、やはり子どものころの記憶がカギとなるのだろう。わたしは幼少期に親から否定されたという記憶があまりないのだが、それでもエクササイズに取り組んでみると、思ってもみなかったような傷が出てくることがある。ネガティブな感情の解放をするには、まずはそういう感情が自分の中に存在していると自覚することが大切である。じっくりとエクササイズに取り組んでほしい。

 また、この週の課題で印象的だったのは目標の探求をすることである。したいことがあるのに出来ていない人たちの話を聞いていると、何かしらブロックや障害を感じて出来ていないという場合が大半である。このワークでは、「なんでもかなう世界において」という条件でやりたいことを考えることができる。この条件付けで出てきたやりたいことは、その人にとって純粋なやりたいことだろう。ぜひ楽しんで想像してみてほしい。

 さて、今週も取り組めただろうか。わたしは8週目のアーティスト・デートでは13の暦についての研究に時間をたっぷり費やした。この13の暦が本当に面白いのだ。また別の記事で紹介させてほしい。ここまでで3分の2のワークが完了したことになる。来週も一緒に頑張ろう。お疲れさま。

(※)参考文献・出典

ジュリア・キャメロン=著、菅靖彦=訳、2001年「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」、サンマーク出版


※わたしは旧版の書籍を使ったため、本ブログで引用しているページ数や文章などが新版とは異なっている可能性がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました