ついに10週目。2ケタ台まで来た。わたしはついさっき10週目のワークを終えたところである。残すところあと2回のみ。2か月強取り組んできているから、終わりが見えてきて少しだけ寂しさも感じてしまうところではある。
さて、今週のテーマは「守られているという感覚を取り戻す」である。10週目の課題とエクササイズも少しばかり重い内容であった。ワークのクライマックスが近いことを感じる。今週は創造性を邪魔している習慣や障害について目を向けるという内容である。
この章では仕事の向き合い方について考えさせられる内容となっている。ワーカーホリック診断として、課題とはまた別のエクササイズに取り組むのである。わたしは今の会社に入社してから、定時で仕事を上がったことが数える程度しかないくらい、日々残業ありきの生活をしている。そんなわたしにとってはかなり重要な、向き合うべき事項であった。
仕事をしていればきちんと生きているような気がなんとなくしてしまう。そして、仕事に必要以上に取り組んでいると、自分と向き合うことを自然と後回しにできる理由として働いてしまう。「忙しいから」「時間がないから」ワークに取り組めない。(いや、取り組まないという方が正しいだろうか)。
「仕事があるから仕方がないよね」と、自分と向き合うことの免罪符にしてしまってないだろうか。この言葉は過去のわたしに向かって言っている。何回も書いているが、わたしはこのワークに取り組むことに何度も挫折しているのだ。それも、仕事の忙しさを理由にして。
忙しさを理由にして自分と向き合うことを後回しにしてきた結果、何も変わらない日常が続くだけだった。変えたくても行動していないのだから現状維持になってしまうのは当たり前である。何なら現状維持できていたことが奇跡くらいだ。通常であれば、現状維持をすることも労力が伴うのだから。同じことをしていたら右肩下がりになるだけだ。
きっと、本当に好きな仕事を好きなだけやれている状態であれば、それが一番理想的な状態なのだと思う。問題なのは、わたしのように特段好きでもなく食べるためにやっている仕事に時間を費やし、本当はやりたいことがあるのに…と思いながら悶々と仕事に取り組んでいることである。これが創造性を阻む障害の1つであると書かれている。今週もまた耳も心も痛い内容だ…。
今週、「基本ルールを設定する」という課題がある。わたしはここで3つ、基本ルールを設定した。まず1つ目、仕事について、19時以降は仕事をしないというルールを設定した。仕事をしていて、いつも気付いたら20時ということが多々ある。どうしてもやることが多い日は、30分早く出社するように心がけていこうと思う。
2つ目、家に帰ったらまず一番にお風呂に入るということにしてみた。わたしはお風呂に入ることを先延ばしにしてしまい、結局寝るのが遅くなってしまうという悪習慣を断ち切りたいのである。
最後に3つ目、平日は飲酒をしないという設定をした。飲み会などが好きで、そういった場でしかお酒を飲まないという方もいると思うが、わたしは1人で飲む酒が好きだ。そう、一番タチが悪い。要するに酒を飲むこと自体が好きだということなのだ。酒は百薬の長ということわざもあるけど、あれはまやかしだって誰かが言ってた。あっちゃんのYouTube大学だったような気がする…。
(ちなみに10月時点のわたしを追記するのだが、わたしはある理由で最近お酒を飲まなくなった。あんなに好きだった酒を飲まなくなり、なぜあんな飲み物を好き好んで飲んでいたのかわからないというところまで来ている。これも意識の変容かもしれない。あんなにも好きだと思って飲んでいたのに、不思議だ。)
このワークに取り組んでいる方はご存じだと思うが、今週は7つの項目について、その項目が自身に及ぼした悪影響を書き出すというワークにも取り組むことになっている。7つの項目を紙に書いて、封筒に入れて無作為に取り出すというものなのだが、これが本当に驚くことに、わたしが今現在向き合うべき項目しか出現しないのである。食べ物について3回、家族と友人について2回、アルコールと仕事について1回ずつの合計7回、それぞれの項目について向き合った。食べ物が意外にもわたしにとって影響が大きいことに気付かされた。
ワークをやる中で、新しい自分を発見したり観察できたりする瞬間が多い。もうほぼ終盤なので大分出し切ったと思っていても、案外まだまだ新しい自分や新しい感情が出てくるものだ。自分の感情を認知して、観察する。この感情の認知が一番難しいが大切なことなんだよなぁと思いつつ今週もワークを終えた。
今週はワークに取り組んでみて、何か新しい発見はあっただろうか。自分に正直になることが怖いという感情も出てくるかもしれないが、感じたことは日々モーニング・ページにもどんどん排出していこう。書くことで感情を認知でき、解放することができる。
今週も、ワークに取り組めた自分に感謝!残り2回、頑張っていこう。
(※)参考文献・出典
ジュリア・キャメロン=著、菅靖彦=訳、2001年「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」、サンマーク出版
※わたしは旧版の書籍を使ったため、本ブログで引用しているページ数や文章などが新版とは異なっている可能性がある。
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