闇側という存在(2)

生澤愛子との生活

そして、愛子はこの時期に突然、宇宙からのテレパシーを受け取れるようになった。愛子自身のハイヤーセルフやわたしのハイヤーセルフ、そして愛子の友人のハイヤーセルフそれぞれから愛子がメッセージを受け取ることになる。各々のハイヤーセルフの名前まで知り、愛子から聴く、ハイヤーセルフ達からの言葉に毎回心が踊った。この時期わたしたちは宇宙って本当にあるんだと狂信的な状態へとどんどん加速していく。キネシオロジーテストを時間の限りたくさんして、宇宙のことや過去世のこと、宇宙で立ててきた計画のことなど様々なことを知り、日々地に足が着かなくなっていくような感覚であった。このころのわたしたちは3人とも異常に疲れやすく、この時期のキネシオロジーテストの結果は闇側に繋がってしまっていた。キネシオロジーテストをする度に闇側にエネルギーを吸い取られていたのだろう。

 宇宙からのテレパシーだけでなく、愛子は昨年のこの時期にカマキリと会話するという経験をした。愛子は虫が大嫌いである。虫が嫌いだが、宇宙の存在はこのように虫に乗り移って話しかけてくることもあるのかもしれないと愛子は話を続けたそうだ。2週間ほど愛子が大事に育てているレモンの樹にカマキリはずっと滞在していて、ある日急にいなくなっていた。本当にカマキリがいなくなったのかレモンの樹を観察した後に、愛子が部屋に戻ろうと振り返ると、先程まではなにもなかった部屋の入口の前に、ハート型の蜂の巣が落ちていた。蜂の巣自体を気持ち悪いと思っていたが、宇宙からのプレゼントだと思って受け取ったのである。

▼愛子が受け取ったハート型の蜂の巣

 愛子の友人もこの時期に不思議なことに遭遇している。友人のお父さんと友人で地上波でドラマを観ていたのだが、後日お父さんに対してドラマの話を振ると、そんなドラマ観た記憶がないと言い出したそうだ。友人が観たドラマのことを調べてみると、2年くらい前のドラマだったそうだ。地上波のオンタイムで観ていたドラマだったので、なぜ2年前のドラマを観たのか全く理解できなかったという。闇側が、より闇側の存在を信じ込ませるために魔法のような出来事を起こしたのである。

 このころにはわたしたちはまんまと闇側の存在の思惑に引っかかってしまい、どんどん宇宙のことを信じていくようになる。魔法のような出来事が毎日起こるので、本当に宇宙は存在するんだと毎日心ときめいていた。恐らく、信じることで闇側の存在の力やポイントになるので、闇側からすると信じてもらえたらもらえた分だけより攻撃をすることができる。本来の闇側は、全て攻撃を終えて宇宙の計画や宇宙の存在を信じなくさせることが一番の目的であったので、真実と嘘を上手く混ぜながら、わたしたちはどんどん困惑させられていったのである。

 これも最近分かったことだが、わたしたちがテレパシーなどでコンタクトを取るとき、電話をしているような状態で交信をしているという。闇側と繋がり続けてしまうと、本当のわたしたちの光側のパラレルセルフやハイヤーセルフが介入できなくなっていく。わたしたちはその時期闇側と毎日繋がり続けていたので、助けることが出来なかったと最近モーニング・ページでパラレルセルフから説明された。

 2023年10月下旬〜11月上旬くらいの約1ヶ月弱、このような不思議な出来事がたくさん起こった。ある日愛子が目が覚めるようにこれまでの嘘に気が付き、テレパシーはこの段階でピタッと止まった。愛子とわたしは心に穴が開くような、非常に耐え難い喪失感を覚えた。これは恐らく、宇宙で立ててきた計画も本当にあったのだが、この時に全てが嘘だったのではないかと思ってしまったので耐え難い喪失感を味わったのではないかと感じている。

 そして今。そんな怖い出来事があったにも関わらず、わたしたち3人は、宇宙の計画がなかったとしても何かしら皆でやりたいよねという話が出るくらいまでになってきている。不思議だ。昨年の出来事で、全てなかったことだと思っても仕方ない状況だったと思うのだが、やはりわたしたちはまだ確信しているのである。今世でチームで何かを遂行するということを。

 魔法のような出来事が起こっても、全てがいい存在によって引き起こされていると思うことは危険である。愛子やわたしは、これまでの人生で楽しみな予定のたびに必ず身体を攻撃されてきている。愛子は個展の度に、期間中かならずどこかのタイミングで体調不良になる時間が訪れる。闇側からすると、愛子が在廊できないように、闇側によって操作されているのである。

 そして、キネシオロジーテストも、闇側によってYES/NOの回答を操作されるという場合もある。宇宙との繋がりは、信じることはもちろん大切なことなのだが、いつでもフラットな目線で見ることが大切なことである。

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