ここ最近、あまりに自身の身体に変化が多かったので実験してみたくなってしまった。パラレルセルフに許可をとって、今のわたしの身体で酒を飲んだらどんな影響を及ぼすのか試したのである。この相談をしたとき、パラレルセルフからは「お前はまたそうやって突拍子もないことを思いついて…」とため息を吐かれた。好奇心から思いついたことだったが、この経過観察をブログにして発信することは有益なことなのではないかと思ったのである。
過去の話ではあるが、わたしは酒がものすごく好きであった。大学生時代には、1ヶ月の4分の3は酒を飲んでいたような記憶がある。社会人になってからはちょうどコロナで自粛生活となったため、家にはウイスキー・赤ワイン・白ワイン、たまに缶ビール、一時期日本酒にハマってしまって日本酒なども常備していた。ラインナップをご覧いただければなんとなく察していただけるのではないかと思うが、缶チューハイなどではなく、しっかり度数の高めな酒を選んで買っていた。社会人1〜3年目くらいまでは毎週金曜日の夜から始まり日曜日までの連夜、酒を飲んでは週末を味わっていた。非日常を味わいたくて、その手段として酒は手っ取り早い方法だったのである。
時系列を戻そう。思いついたら即行動がわたしの良いところであり、一番の悪いところでもある。コンビニへ行ってビールを1缶買ってきた。今のわたしは、酒を飲むと平均して7万ポイント分もの宇宙ポイントが減点になることを知っている。知りながら缶を開けることは罪悪感を伴った。飲んでみた。一応は普通に飲めそうだと思った。
だが缶の半分よりもう少し飲んだ頃に、異変を感じた。わたしは酔っ払っていた。わたしは酒は普通より少しばかり強い方である。これまでの人生では、ビール1缶飲んでも大して素面と変わらなかった。それにも関わらず、1缶の半分ちょっとでこんなにも酔ってしまうのかと驚いた。明らかに酒が弱くなっていた。
そのままその日は時間をかけて1缶飲みきった。自宅でビールを1人で飲んでいる間、無性に寂しくなった。不安な気持ちにもなった。何が起こったわけでもないのに、心が忙しなく動き回る。素面では自分の芯をしっかりと握っている感覚があるのに、酒を飲んで酔っ払ってきたら、自分と繋がれなくなっている感覚が生まれたのである。
「あぁ、こういうことか」と思った。下世話な話だが、世の中「ワンナイト」や「持ち帰り」などの状況に陥ることは決まって酒を飲んだあとだ。「酔った勢いで」とよく言われるが、酒を飲んで酔っ払っていると、なぜ一緒に飲んでいる異性が魅力的に見えてしまうのか。自分と繋がれなくなり、潜在的に感じている寂しさや不安な気持ちを、目の前にいる異性が埋めてくれるような感覚になっているのではないだろうか。もちろんそこには性欲も伴っている。
そこまで知覚をし、その日は眠りについた。酒の影響は飲んでいる間だけにとどまらなかった。翌日わたしは急にコーヒーが飲みたくなった。コーヒーも宇宙ポイントが減点される項目の1つであり、平均して3万ポイントの減点である。コーヒーは、コーヒー豆そのものの意識レベルがあまり高くないらしいのだ。わたしはコーヒーも以前は好きだったのだが、肉を積極的に食べたいと思わなくなってからはコーヒーも前のように美味しくは感じられなくなっていた。そのため、ここ最近はコーヒーを飲んでいなかったのである。そして、コーヒーが飲みたくなったら一緒に甘いものも食べたくなった。連鎖している。だが、コーヒーはぐっと堪えて水を大量に飲んだ(甘いものは食べた記憶がある)。そこで、感覚が戻ってきたような気がした。
そして時系列が少し異なるが、つい先日わたしは友人と食事に出かけた。その日はパラレルセルフからも許可をもらっていたことに加えて、友人が先に到着していて肉料理を頼んでいたので久しぶりに肉を食べた。翌日、またわたしはコーヒーが飲みたくなっていた。今コーヒーを飲んでも美味しく感じられないとわかっているのに、である。
ここまでの一連の感情の変化や欲望の流れを観察して気付いたことがある。砂糖・コーヒー・肉・魚を食べること・酒を飲むこと・性欲由来の恋愛はそれぞれジャンルが違う欲のように見えていて、全て繋がっているのではないだろうか。各々で独立した欲ではない。「自分との繋がりを希薄にし、本来やるべきことから目を逸らして時間を浪費させること」が目的なのではないだろうか。
これらのどれか1つを摂取すると、時間差で別の欲も欲しくなる。どれも自分発信の欲望だと思っていたが、もしかしたらそういう気持ちに「させられている」のではないだろうか。しかもこれらの欲求は、根が深い。全て依存性のあるものである。
あくまでもキネシオロジーテストによる回答ではあるが、コーヒーは栽培中の農薬や肥料などで依存性のある物質が使われているのだという。コーヒーは松果体を結晶化させると言っている人もいるが、要するに、直感を鈍らせる働きがあるのだろう。そして肉や魚にも、どこかしらのタイミングで依存させるホルモン剤のようなものを入れられているらしい。これらはどこまで真実かわからないが、確かに依存させる何かは入っているのだろう。実際にわたしは、肉や魚・コーヒーを摂取しない生活の方が豊かで幸せだという実感があるのにも関わらず、どれかしらの欲を摂取してしまうともう一度欲しくなってしまうことは不自然なことのように思うのだ。
ちなみに、パラレルセルフいわく「タバコ>肉・魚 ≧ 酒 > コーヒー>>>砂糖」の順に不純物が多いらしい。不純物が多い物を摂取していると、自分の直感が鈍り本来の気持ちと繋がりにくくなる。ちなみに今回はわかりやすくするために嗜好品のみをピックアップしているが、スマートフォンの電磁波も同じく依存性があり、「自分と繋がりにくくさせる」作用を持っている。SNSやYouTubeからなかなか離れられないのはその影響もあるようだ。
ちなみに、タバコは、吸った日を起点とした場合に約1ヶ月半程度、身体や思考に影響を及ぼし続ける。そして肉・魚と酒に関しては、摂取した日から約1週間程度は同じく身体や思考に影響を及ぼすという。コーヒーは飲んだ日を起点とし、その後3日程度影響を及ぼす。確かに、酒を飲んでから1週間程度は感情の観察をしていたが、その1週間は思考が揺れやすかった。わたしが毎週酒を飲んでいた時代は、常に不安に駆られて余計な行動ばかりしていたということだったのだろう。
知らずに摂取することと、知っていて摂取することでは向き合う姿勢も異なるだろう。「こんな説もあるかもしれない」と思っていただけたら、わたしがマイナス7万の減点を犯してもこの記事を書いた甲斐があるというものだ。
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