未来への予感

生澤愛子との生活

 愛子は「こんな予感がする」と直感で思っていたことが未来で現実になるという経験を何度もしている。小学1〜2年生のころに学校の廊下で「将来芸術家になる」という意識が急に降ってきたという。自分からの自発的な意識ではなく、意識が降ってきた感覚があったらしいのだ。だが、地球の環境に適応するにあたり、この意識が降ってきた経験を忘れていってしまったという。四つ葉のクローバーと生きていくと決めた高校3年生のころにはそのことは全く忘れていた。ここ1〜2年で思い出したことだそうだ。

 愛子は過去にメディアにも多く取り上げられて出演していた。「月曜から夜ふかし」という番組に出演した回を編集した動画がSNSで定期的にバズっている。嵐の大野さんと二宮さんとは別々の番組で共演したり、鈴木奈々さんやチョコレートプラネットの長田さんとも過去に共演した経験がある。小学生の時には芸能人というカテゴリーとはまた別のカテゴリーで「将来テレビに出られるなぁ」と思っていたそうだ。四つ葉の能力を使ってテレビに出ることができるんじゃないかと薄っすらと思っていたという。芸能人として生きていくということは考えていなかったが、いつかテレビに自分が出るということは直感的に思っていたそうだ。宇宙で立てた計画のことをどこかで覚えていたのだろうか。

 それから、時を経て高校時代。愛子はクラスメイトの友人たちと10人くらいでカラオケに行った。そのメンバーは愛子ともう1名だけが女子で、それ意外は全員男子だった。その日いた男子の中に1人彼女がいるメンバーがいた。愛子はその彼女持ちの男子のことは微塵も興味がなかったのに、なぜか後日その彼女から嫉妬されてしまいマイミクを外されたという(マイミクって覚えているだろうか。ミクシィのことである。わたしも高校に入る前にミクシィ登録して使っていた。懐かしい。平成の良き文化だったと思う)。これは愛子が高校1年生のときのことであった。その時に、「わたしは後々有名になるのにそんなことしていいのかなぁ」と思っていたらしい(補足だが、文章にすると愛子の性格がきつそうな印象になってしまっていそうだが、本人はものすごく柔和な性格である。わたしの文章力の問題である)。

 愛子は高校生のころには、四つ葉のクローバーと生きていけそうだと思えるようになった。将来本を出版できそうということや、海外展開できそうなど様々な「〜できそうな気がする」と思っていたものを現実にしてきている。アーティストウェイのワークの中でも、理想の生活について詳細を書くというワークがあった。後から振り返ると今それが全て現実になっているという。

 愛子は実家から出て一人暮らしをするにあたって、今住んでいる場所とは別の駅付近で物件を探し始めたという。愛子の求める条件は、四つ葉のクローバーがいっぱいある場所が10分以内で行ける距離にあること・日当たりが良いこと・綺麗な物件であること・白基調の部屋であること・1LDKの広さであること・キッチンが広いことであった。なかなかいい物件が見つからず、不動産会社の営業さんは痺れを切らしていた。不動産会社からは、そんなぴったりな物件なんて見つからないんだから、妥協した方が良いと言われたのである。

 愛子はこれを言われた時に、これまでの人生でも何かしらの出会いや奇跡が起こって心がときめく出来事が起こり、大切な決断が出来てきているので今回も絶対に妥協しませんと言って断ったという。最初に探していた駅周辺にはやはり良いと思える物件がなかったので、その土地周辺で探すことは諦めた。

 「どうせ住めることはないだろうしとりあえず見ておくか」というくらいの温度感で、試しに最寄りの駅を変えてみて、なんとなく庭付きの家を調べみた。すると今現在住んでいる家の物件情報が速攻で出てきたのである。愛子はすぐに内見の申込みをした。その最寄駅は愛子が過去に何度も足を運んでいた場所であり、降りるたびに良いなぁと思っていた場所だそうだ。その物件の近くには四つ葉のクローバーがよく見つかる場所があり、実際に自転車で10分程度で行ける。完璧に理想通りの物件が見つかったのである。

 愛子はこの物件を内見し、わたしのために用意された場所だと直感で感じられたという。22歳くらいのときからあまり自分で努力しなくても物事がスムーズに進み、何かしら目に見えない力が働いていたと感じていた。引っ越してきたときにも、自分のことよりも自分のことを分かってくれている存在がいるということを感じ取っていたという。

 引っ越してきてから、アーティストウェイのワークに取り組んでいたことがあった。たまに意識が降ってくるのは愛子自身の内面から発せられたものではなく、もっと高次元の”わたし”から送られてくるメッセージだと気付いた瞬間があった。その時に、「今気付いて、信じてくれましたね」とノート上でコンタクトが取れたという。その時に初めて、これまで自身の人生の転換期で必ず届くサポートをその存在が届けてくれていたこと、自分は1人で生きているのではなく、守られながらここまで歩んで来られたことに気付いたのである。

 ちなみに、愛子がこの家に引っ越してきた時に担当してくれた不動産会社の営業さんと愛子は親しい友人となり、愛子の個展でも作品を買ってくれるくらいまでの仲になったという。その営業さんも、宇宙で愛子の引っ越しをサポートしてくれることを計画として立ててきてくれていたという(わたしも引っ越しの際に同じ人にお世話になった)。

 愛子の場合は何かしら「こうしたいな」と思ったことを諦めたときに、このように最善で最適な物事や出来事が運ばれてくるという。自分がものすごく努力をして掴み取るというよりも、〇〇が良いなと思ってからそのことについての執着心が無くなったタイミングできちんと愛子の元に届くようになっているらしい。宇宙ではその人自身が執着心を持っているとなかなかスムーズに物事が運ばず、諦めて執着心というボールを放り投げることで宇宙の力が働きやすくなる仕組みであるようだ。何かどうしても手に入れたいことや達成したいことなどがあるとき、その物事に執着するのではなく、早々に宇宙へ頼んだ!とボールを投げてしまったほうが案外上手くいくことも実は多いのかもしれない。

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