夢を見るとき

宇宙船地球号の日々

 わたしは毎日夢を見る。起きているときと変わらないくらい鮮明に色がついている夢で、たまに匂いや触感などの感触まで感じることもある。あまりにリアルなので、目が覚めてどっと疲れているときもある。

 わたしはこれまでに、予知夢というものも何度か見たことがある。行ったことない場所へ夢の中で行き、その後現実でも同じ場所に行く、ということが学生時代何回か起こった。たつき諒さんが描いた漫画の「わたしの見た夢」という著書でも、予知夢のような形で見た夢が現実に起こるということが紹介されている。

 予知夢はなぜ見るのだろう。見たことがないと思っている人も、もしかしたら忘れているだけで見たことがあるのかもしれない。愛子の友人の方で、地震の夢を見ると必ず2週間以内に世界のどこかで大きな地震が起こるという体験をしている人がいる。

 夢を見るのは疲れていて眠りが浅いからだという人もいるが、夢は潜在意識にアクセスしている時間でもある。では潜在意識とは何だろうか。わたしたちは日頃から手を動かしたり運動したり意識的に身体を使っている場面では、脳の約5%しか動いていないそうだ。呼吸をしたり、心臓が動き続けたり、意識しなくとも身体は様々な働きをしてくれているわけだが、その働きは脳の約95%を占めているという。それだけでなく、潜在意識はその人の大いなる自己(ハイヤーセルフ・パラレルセルフ)なのである。「眠った才能を開花させる」などの話があるように、起きている間は大多数の人がこの大いなる自己は眠っているような状態であるのだが、わたしたちが眠りにつくと、この潜在意識のほうが優位に働いている状態になるのである。

 予知夢は、潜在意識が優位に働いている時にハイヤーセルフやパラレルセルフが見せてくれている景色という場合もある。未来への警告や、明るい未来を見せることでその人の現実の行動がより良くなるように働きかけてくれているものである。

 また、夢には別のパターンもある。人間は前提として肉体と魂から出来ているが、寝ている間に魂だけが体外離脱をして別の世界へ行く人もいる(こちらのほうが稀有なパターンかもしれない)。体外離脱をして、魂のみが宇宙へ行って必要な情報をとってくるということができるのである。宇宙にはアカシック・レコードという図書館のような場所があり、そこへ行くことで必要な情報を得られるというのだ。

 体外離脱をしている夢の特徴として、見ている視点が異なるということがある。見ている視点とはどういうことだろうか。まず体外離脱をしたことのないわたしの例で伝えると、わたしの夢はいつもわたし視点で映像を見ている。日常と同じように、わたしの視点で外の景色を見ているのである。体外離脱をしている愛子の場合は、視点が自分視点ではないのである。自分のことを自分が上や外から見ているような、第三者的な目線であるようだ。映画を観ている感覚に近い。たつき諒さんの漫画も、自分視点ではなくて空から見下ろしているような視点であることが特徴だと言えよう。

 未来は蜘蛛の巣のような形でたくさんの分岐が存在しており、予知夢で見る夢は必ずしもその人が辿る道筋の延長線上ではないこともある。自分がときめく良い夢を見れたと思ったら、その夢に近づけるような行動をしていくことが大切なのである。

 闇側によって悪い夢を見させられることもある。わたしはたまに闇側だったころの記憶の夢を見させられる。冷たくてグレーの世界で、ぐにゃぐにゃの気持ちの悪い生物が出てくる夢。こういうときには闇側に何かしら悪い影響を及ぼされているのである。そして悪夢から目が覚めたときは、身体がだるいことが多い。

 夢を1つとってみても、まだまだ不思議なことはたくさんある。夢占いというものが存在しているくらいである。潜在的に感じていること、起こるかもしれない未来など、夢から得られる情報にも注目してみると面白いかもしれない。前のブログにも書いたが、わたしは直近でアクセサリーの販売をする夢を見た。小さなころに一番最初に思い描いた夢が宝石屋になるという夢だったので、宝石をアクセサリーにして、たくさんの人に喜んでもらうという未来を近づけていきたいものである。

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