人生は意識レベルでできている(9)

生澤愛子との生活

 わたしが2023年の秋に引っ越してきた話は置いておき、一旦は時系列で話をしていこう。愛子が引っ越してきてから2023年春頃、前世のお母さんと再会する。この話は詳しくは前のブログに書いているので読んでみていただきたい。前世のお母さんと再会した時に愛子の意識レベルは649であった。前世のお母さんと出会い、次の日に意識レベルが650となった。愛子がこのタイミングで意識レベルが650となったのは、①前世のお母さんが既に意識レベルが約870であり影響を受けたこと、②目に見えない世界の話を聞いたこ、③そして宇宙では前世のお母さんと出会うことで意識レベルが650となることを決めてきたことの3つが関係していたようだ。意識レベルが、400〜450への移行を距離へ例えて1メートルの移動とした場合、意識レベル600〜650への移行は距離に換算して約76キロメートルの距離を移動するくらいに大変なことである。

 愛子の場合は、魂の宇宙での意識レベルが約66,000くらいであるので、この地球に生まれるにあたり意識レベルを下げて生まれてきている。そのため、今世でこれだけの意識レベルの変動が起こるのである。

 この前世のお母さんとの再会から、目に見えない世界を信じられるようになり、興味関心がどんどん深まっていく。そうしているうちに、わたしが月に1回くらいのペースで愛子の家に遊びに行くようになる。愛子は元々興味を持っていたキネシオロジーテストをわたしと一緒にやるようになる。キネシオロジーテストをするうちに愛子は前世や過去世をどんどん思い出していく(「記憶」とはまた少し違うニュアンスで、今の地球上には最適な言葉が見つからない)。 アーティストとして生きられるようになった愛子は、次のステップは目に見えない世界と共存して生きていくことだと直感的に思ったのである。

 それまでは目に見えない世界があるということを薄々感じてはいたが、キネシオロジーテストを通してそれが何であるかが明確になっていった。「神」などは怪しいと思っていたものの、「ハイヤーセルフ」や「パラレルセルフ」など、別の次元にもう1人の自分がいるという話であれば、過去の体験から愛子にとっては一番納得できるものであった。宇宙ではこういった概念は当たり前の世界であるので、思い出せたのである(ここで言う”宇宙”はその人の魂の意識レベルによって異なっているものである)。

 このあたりで愛子は、生まれる前に宇宙で計画を立ててきていることを確信をした。キネシオロジーテストをしてその立ててきた計画がどんどん詳らかになっていくことが心が踊る楽しい時間であった。愛子はこれまでも作品を創作することや四つ葉探しなど、その時一番ときめきを覚えて一番楽しいと思えることをしてきているが、その一番ときめきを覚えて一番楽しいと思えることの中にキネシオロジーテストと目に見えない世界が加わったのである。2023年7月1日にキネシオロジーテストをわたしと初めてしたとき、愛子の意識レベルは670になっていた。

 意識レベルの話とは少し逸れるが、わたしと一緒にキネシオロジーテストをした時に、わたしが愛子に「13という数字は世の中で嫌われている数字だけど、実は意味がある数字なんじゃないか」という話をした。トランプや麻雀など13で構成されているものはたくさんあるのに、時計やカレンダーは全て12の数字で進むようになっていて、違和感を覚えたのである。愛子は別の日に本屋へ行くと、ちょうど『新しい時間 「13の月の暦」から始めよう!』という本を見つけた。7月5日にその本を見つけるのだが、13の月の暦カレンダーで見た時に、愛子の誕生日がちょうど7月5日であったのだ。素晴らしいシンクロニシティを感じ、13の月の暦も愛子とわたしの中で共通言語のような話題へとなっていったのであった。

 意識レベルに話を戻そう。意識レベルが600に到達すると、過去世のことが思い出しやすくなる人もいると「パワーかフォースか」の本では紹介されていた。実際に愛子も600台となり、過去世のことが思い出しやすくなった。愛子は2023年7月1日で意識レベルが670に到達し、ここで小学校卒業時の意識レベルにようやく戻った。小学校のころの意識レベルの水準に戻ったのは、実に約15年振りのことであった。

 意識レベルが670に戻ってからは毎日が喜びに溢れていて、植物やお気に入りのものに囲まれて平穏な日々が増えていった。引っ越してきてから思ったよりも作品が動かないということは気になっていたが、やるべきことはやっていると思っていたので、不思議に思っていた。(続く)

 

 

 

 

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