花屋でのバイトを辞めて2〜3ヶ月くらいでコロナが世界中を襲った。2020年の年明けであった。この時期に愛子は意識レベルが550に達していた。この頃愛子は、なぜか分からないが、四つ葉のクローバーの仕事がそろそろ何か起きそうだという予感がしていた。意識レベルが500から550へと変化していっていたので、徐々に不安が減っていったのである。不安は完全にはなくならないが、不安を起点とした行動は減っていったのであった。
2020年の春頃、愛子に1件のクラウドファンディングのお誘いが入った。クラウドファンディングは過去にも愛子は経験をしていたので、大変さをよく分かっていた。だからこそこのお誘いには躊躇していた。だが、そのお誘いを送ってきてくれたとある会社の営業さんが、愛子のことを1アーティストとして尊敬し丁寧に対応してくれていることを感じ、愛子はクラウドファンディングをやることを決めるのであった。この時連絡をくれた営業の方とは、徐々に友人として仲良くなっていく。実は前世のジョージア・オキーフの時、晩年に仲が良かった陶芸家の親友だということが昨年分かったのである。
クラウドファンディング中も目の前のことを直感と愛に従って行動をしていれば全てはスムーズにベストな方向に動いていくと思っており、実際にクラウドファンディングは成功を収めた。この頃に今の作品の原点となる、クローバーに色をつけることができるようになっていた。その前まではクローバーの作品は白か緑のみでつくっていたのだが、このタイミングで様々な色のクローバーが生まれたのであった。この頃に愛子は意識レベルが560となっていた。ちなみにこの頃コロナが流行し始めてステイホーム期間であったが、これはわたしたちが地球に生まれる前から必ず起こることになっていたイベントのようなものであったようだ。
クラウドファンディングの後、前にもブログでもご紹介したイタリア人インフルエンサーのマルコさんの元に愛子の作品が届いた。2020年の夏頃のことである。愛子の作品をSNSで紹介してくれたことで海外展開が始まったのである。愛子はこの時に春頃に思い描いた何か起きそうだという予感が当たったと喜んでいた。海外展開がメインとなり、様々な人に作品が届くこととなった。自分の信じたことは実現すると自信に繋がっていった。
愛子はヨーロッパはなぜだかずっと気になっており、ヨーロッパと何かしらの形で仕事が出来たらいいなぁと思っていた。それが思いがけない形で実現する運びとなったのである。愛子は過去世においてヨーロッパでも画家をしていたことがあり、潜在意識でヨーロッパの良い思い出を何かしら感じていたのかもしれない。
2021年になり、コロナ禍がますます加速していった。海外展開を順調に進めていたのだが、航空貨物が止まってしまい、越境ECでヨーロッパへの配送が出来なくなってしまった。どうしようかと思っている時に、個展をすることを思いついた。前に行ったことのあった代官山のギャラリーがふと思い立ち、ダメ元で連絡をすると良い条件で個展ができることとなったのである。
どれくらい売れるかは分からなかったが、今できる全ての力を個展に注ごうと思って個展に向けて100点以上の作品をつくった。つくりながら、こんなにもたくさんの数の作品をつくったのに売れなかったらどうしようという不安な気持ちを持ちながら準備を進めていた。個展はピッタリ2週間、開催していたのだがほぼ毎日愛子は在廊しており、前世で何かしらの関係があった人たちとこの個展で再会している(わたしもその1人である)。不安な思いも抱えながら個展の準備を進めていた愛子だったが、この個展では作品が68点も売れていった。この時愛子は意識レベルが581であった。
目の前の愛に従って動いていたら、きちんとサポートしてもらえると感じられる個展期間となった。この時の期間中の売上は、愛子が会社員で勤めていた時の年収とほぼ同じくらいの額であった。そして個展が終わり、2022年の春くらいにその時の個展に来てくれた上場企業の社長から連絡が来た。その社長がお世話になっている方が今度誕生日を迎えるので、愛子の作品をプレゼントしたいと考えている、という作品のオーダーの連絡であった。(続く)
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