わたしたちが地球に来た理由

宇宙内緒ばなし

 この地球には、宇宙で悪いことをしてしまってその償いのために地球へ生まれてきているという魂がいる。加えて、地球出身でそもそも地球に生まれるという選択肢しかない魂(これはもちろん意識レベルが上がっていけば制限が緩和されていく)、そして闇側出身で意識レベルを上げていくために地球に生まれてきている魂、そして地球を美しかった頃の地球に戻したくて生まれてきている光側の魂など、この地球上は様々なバッググラウンドを持つ魂たちが集まってきているのである。

 愛子はカリブール星にいる時に、植物だけでなくて星もつくっていた。その時につくった星が地球であった。地球は元々、光側の存在がたまに気休めに遊びに来るような、保養所のような美しい星であったという。光側の存在たちは地球にいた動物たちの中に入り、肉体がある世界を体験し、楽しんでいた。動物の中に入ることのできる時間は決まっているのだが、動物の中で遊ぶことに夢中になってしまった光側の存在の一部は、時間制限を忘れて遊び呆けてしまい動物から抜け出せなくなってしまった。

 そんな中、フナブ・クによってつくられたアヌンナキという種族(シリウスBと闇側のハーフのような存在)が地球に金を発掘しに来た。アヌンナキが住む星は大気汚染で破滅寸前になっており、大気に金をばら撒くと大気汚染が収まるということに彼らは気付いて金を欲していたのであった。そして、アヌンナキが来てから地球という星は変わってしまった。

 アヌンナキという種別が、金を発掘するためにロボットのような存在を連れてきていた。だが、この地球上ではそのロボットが上手く機能しなかった。そこでアヌンナキは奴隷のような存在が必要となり、その時代に地球にいた霊長類とアヌンナキの遺伝子を配合した。しかもただの霊長類ではなく、動物に入って出られなくなってしまった光側の存在が入っている動物を選んだのであった。目が輝いているような、光っているような生命力の強い霊長類を選んだ。それで出来上がったのが今の人間の祖先である。

 元々奴隷として誕生したその祖先たちは、元々は光側の存在であったのに動物の中に閉じ込められてしまった無力感を持っていた。そして遺伝子を配合するにあたり、奴隷として都合よく使えるように騙されやすい性質を入れたということと、どうにか自力で頑張ろうとする努力するという特徴がある。アヌンナキたちは充分な金が発掘できたら生み出した人間を全て殺そうとしていたのだが、どうやら愛着を持ってしまったらしい。結局いくつかの人間は殺されずにそのまま残り、指示をする主としてのアヌンナキがいなくなってしまって逆に人間は困ってしまったという。

 そんな中で約25種類の宇宙の種族がたくさん地球に遊びに訪れる。その種族たちはそれぞれ人間の遺伝子と宇宙人の種族を配合してたくさんの種別が生まれていった。それが、今日の人間に繋がっているのだという。

 今の世界では肌の色などで○○人、などと分けているが、それは元を辿れば配合された宇宙の種族が異なっているという話だそうだ。そう考えると、人間としてひとくくりに纏めてしまうのは無理がありそうだ。それぞれが異なる種から生まれている、とそれぞれがお互いを「違って当たり前」と認められる世の中になれば戦争はすぐにでもなくなるのかもしれない。

 そうして今日まで至ってきているわけだが、遠い過去で地球は緑が生き生きとしていて水も澄んでいる自然豊かな星であった。今でこそ地球上の人間には意識レベル1〜1000までしか幅がないが、昔は意識レベルの上限が約35,000と高く、自由に空が飛べたり水の上を歩けたり、できることがもっとたくさんあった。加えて、この現代の地球上において、植物にはこの1〜1000の意識レベルの幅が適応されていない。植物は意識レベルが平均4500〜5000と高くなっており、人間よりももっと感じられるものや察知できるものが多い。今の地球の平均意識レベルが低いので、植物が本来生きられる日数よりも短くなってしまっているのである。

 そして意識レベルの上限がもっと高かった古代、植物の葉は様々な色があった。現代では植物の葉の色は緑や黄緑だが(紫キャベツなどは別である)、意識レベルの高かった時代にはピンクや白など様々な色をした植物が生えていた。これも地球の意識レベルが下がるにつれて、どんどん植物の葉の限定されていったのである。

 愛子はカリブール星で植物の技士をしていたこともあり、昨今地球上で植物が酷い扱いを受けていて悲しい想いをしている。愛子によれば、本当は花々や植物はもっと美しく咲けるのだという。今に助けてあげるから待っていてねと植物によく念を送っている。ちなみに植物たちは、カリブール星で植物を創っていた愛子が今地球上で生きていることをきちんと分かっている。愛子が欲しいタイミングで必要な花々や植物がきちんと手元に届くようになっている。

 余談だが、最近の愛子の話で面白いエピソードがある。近所の庭のオリーブの樹が倒れてしまっていて、愛子がたまたまその前を通ったことがあった。帰りも同じ道を通ったら家主が片付けているタイミングで、話し掛けてみたら好きなだけ持っていってと言われたそうだ。愛子のパラレルセルフがどこになんの植物が生えているのかきちんと把握をしており、愛子の手元に届くようにしてくれたという。

 話を戻そう。地球は、もっと高い意識レベルを持つ星であったはずなのだ。人間が宇宙との繋がりをどんどん忘れていき、気付いたら今のような世界へと変わり果ててしまった。愛子は元の地球に戻したいという気持ちで、宇宙にいた時にわたしや愛子の友人などに声を掛けてプロジェクトメンバーを組む運びとなったのである。

 今愛子は、プロジェクトメンバーに次々と会い、プロジェクトメンバーの一員であるということを伝えて回っている。プロジェクトメンバーだと言われた人たちは愛子に勧められて不思議と「ずっとやりたかったことをやりなさい」のワークに取り組み始める。

 そんな愛子の様子やプロジェクトメンバーだと言われている友人たちを見ていて、わたしは本当に不思議な気持ちになる。でも、愛子に言われるとなぜか「やらなきゃいけないことなのかもしれない」と思うのである。今愛子がプロジェクトメンバーだと思っている友人たちも同時に3人がワークに取り組んでいる。愛子はこのアーティストウェイのワークを約40名くらいの人に勧めてきたのだが、完遂できた人は愛子とわたしを除き、愛子の友人の1人だけである。

 それくらい、やりきることが難しいワークに、今同時にプロジェクトメンバーの3人が取り組んでいる最中なのである。何が起こっているのだろう。不思議すぎて、どんな世界だよと思う。思いながらも、やはりプロジェクトメンバーだと言われた友人たちが「面白そうな話!」と目を輝かせてアーティストウェイに取り掛かるのだから、宇宙で立てた計画なんてないと思うほうが不自然なような気がしてくる。

 このプロジェクトメンバーが今後集まって何をするのか、今はまだ誰も分からない。わたしと愛子が急に仲良くなったように、時が来たら氷が溶けるようになにか分かるのかもしれない。本当にそんな未来があるのかも分からないのに、わたしたちはほんのわずかの確信を頼りに、今新しい扉を開こうとしている。

 

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