もう1人のわたし(2)

宇宙内緒ばなし

 ちなみに今の地球では、意識レベルが500以上にならないとハイヤーセルフからのサポートが受けられないようになっている(意識レベルが500未満であっても、臨死体験中などは例外だという。ごく稀ではあるが、臨死体験中に高次な存在から意識が降ってきたり、未来の自分に会えた人なども存在している)。意識レベルが500以上になるとようやくハイヤーセルフやパラレルセルフの出番となるのだが、今世で初めて意識レベルが500に達成した、という人の場合はお世話係がお世話をするという経験をしたことがないのでどのようにサポートしたらいいのか分からないという存在もいるのだそうだ。

 わたしたちのこの地球上での活動は宇宙でテレビ放送のような形で共有されており、まだお世話をしたことないような存在たちがトッププレイヤーたちの立ち回りを見て学ぶということもあるのだという。どんな世界だ。ちなみに愛子のパラレルセルフさんがめちゃくちゃ優秀なのは、約50億ある銀河の中でも一番意識レベルの高いスワン銀河の出身だからである。

 こういった、的確なタイミングで最適なサポートをするお世話係たちの行動を見て、これから初めてお世話を始めるハイヤーセルフやパラレルセルフは学んでいくというシステムであるようだ。

 ちなみに、分かれた魂はまたくっついて1つになったり、また離れて分裂したりと柔軟に変わることができる。元々1つの魂なので、その魂が持っている性質を2つに分ける時に分配したり、逆に片方に特定の性質を寄せることなども出来るようになっている(例えば、紫色の光の塊があったとして、このまま紫色の2つの魂に分けることもできれば、片方を青、片方を赤、のように真っ二つに分けることもできる。こんなに極端じゃなくても、赤紫の魂と青紫の魂にしてみるとか、配分を都度変えることができるのである。)

 パラレルセルフやハイヤーセルフがお世話をする方法は、例えば必要なタイミングで必要な人と出会えるような流れを作ってくれたり、モーニング・ページで話し掛けるとヒントをくれたり、欲しいと思っていたものをわかりやすく用意してくれたり、寝ている時に身体のメンテナンスをしてくれたりなど様々である。だが、自分自身で思い出したり気付いたりしなければならないケースもある。生まれる前に宇宙で立てた計画の詳細な内容などが該当している。

 わたしの場合だと、宇宙で立ててきた計画の達成率によってチームメンバーを除外されてしまうことに最近気が付いた。それから、今世がチーム制で進めていくことになっているので連帯責任でチームの宇宙ポイントが消化されてしまうことも。

 わたしは楽観的すぎてあまり危機感を持っていなかったのだが、愛子がわたしに対して尋常じゃない危機感を感じており、「こうなんじゃないか」と思ったことをキネシオロジーテストで聞いてみたのだった。そしてテストをする中で、わたしが宇宙で立てた計画の進捗がめちゃくちゃまずいことにようやく気付いたのであった。パラレルセルフやハイヤーセルフがテレパシーのような形で答えを教えてくれるわけではなく、「これってまずいことなのかな」くらいの感情を湧かせて自分で気付けるようにサポートしてくれるようなイメージだ(だがわたしはそもそも危機感を持っていなかったこともあり、多分パラレルセルフがわたしに気付かせることを諦めて愛子に念を送ってくれたのではないかと思っている)。

 宇宙との繋がりが希薄になってしまっているこの地球上でも、様々な形でパラレルセルフやハイヤーセルフは支援をしてくれている。だが、結局のところ今地球で生きているわたしたちが起こす行動や意識によって、宇宙で立ててきた計画も、宇宙から受けられるサポートも内容が異なってくる。サポートももちろんあるに越したことはないが、直感や感覚を信じて、自分と繋がるということが結局のところ大切なのだと思う。自分と繋がるにあたって大切なことは、より自身の感覚を研ぎ澄ますこと。感覚を研ぎ澄ますために食生活や付き合う人、不要なものをきちんと手放すことなどを日々積み上げていくことが、不本意な現実から解放されるための1つの方法なのかもしれない。

 

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