もう1人のわたし(1)

宇宙内緒ばなし

 潜在意識という言葉を良く聴く。「潜在意識を開花させる」という怪しい本や、「潜在意識で引き寄せる」という自己啓発本などがある。そもそも潜在意識のことを理解出来ている人はどれくらいいるのだろう。わたしも、なんとなくはぼんやりと分かるものの、”これこそが潜在意識だ”と掴めているわけでもない。

 だが、わたしの知る範囲では実は、この潜在意識というものは自身のハイヤーセルフやパラレルセルフのことである。潜在意識は、「より良い方の、本来の自分」と言い換えたほうが分かりやすいだろうか。このブログではハイヤーセルフやパラレルセルフについてたくさん語っている。そもそもハイヤーセルフやパラレルセルフとは一体何者なのだろうか、というところから説明していきたい。

 端的に言えば、大本の魂からいくつかの魂となり、地球上にいるわたしと、他の星にいる分かれた別の”わたし”に分かれる。他の星にいる別のわたしのことをパラレルやハイヤーセルフと呼ぶ。魂が分かれられる数は宇宙での魂の意識レベルによって異なっている。

 現在の地球のわたしたちから見ると、ハイヤーセルフとは分かれた魂のリーダーのような役割を持つ存在である。サッカーで例えればハイヤーセルフは主将のような存在であり、プレイヤーの動向を見て指示を出すような役割である。地球にいるわたしたち以外の、他の星に複数存在しているパラレルセルフやハイヤーセルフは、それぞれの魂がお互いにどこで何をしているのかを知っている。さらに彼らは、地球にいるわたしたちについても状況を知ることが出来ているのである。

 話が複雑なので、愛子の例を出そう。愛子は、スワン銀河にいる時の意識レベルが約66,000だが、この地球が属するメルボル銀河に来ると意識レベルが約35,000となる(メルボル銀河の意識レベルの上限が約35,000なことが理由である)。意識レベルが35,000あると1つの魂を6つに分けることができる。

 愛子の魂は次のように6つに分かれている。それは地球にいる愛子、カリブール星、アルクトゥルス星、シリウスB、銀河連合、アンドロメダ星雲である。カリブール星にいる魂が地球にいる愛子のお世話係をしている(非常に優秀なお世話係である)。銀河連合にいる魂は分かれた魂の中でもエースのような存在である。アルクトゥルス星にいる魂はこの6つに分かれた魂の中でもリーダーのような役割を担っている。

 わたしの場合も魂が6つに分かれており、地球にいるわたし、アルクトゥルス星、シリウスB、銀河連合、アンドロメダ星雲、月に魂が分かれている。銀河連合にいる魂は愛子と同じくエースのような存在であり、アルクトゥルス星にいる魂がハイヤーセルフとしてリーダーの役割を担っている。シリウスBにはお世話係のパラレルセルフがいるのだが、わたしのパラレルセルフは集中力が散漫になってしまう場面が多々あるようで、月のパラレルセルフがサポートに入っている(お世話係のパラレルセルフと性質が似ているのか、地球にいるわたしもいつも注意力散漫である。反省はしているが改善できない)。

 今の地球は宇宙との繋がりが薄いために大変な星であるので、地球に生まれた魂にはお世話係がつくようになっている。地球以外の他の星にいるハイヤーセルフやパラレルセルフは、それぞれ分かれた魂が今どこで何をしているのかを把握することができるのである。

 リーダーとエースとお世話係はそれぞれやるべきことが多いので、全て分担をして行っている(愛子やわたしの場合は魂が分かれられる数が多いので、役割も分散できるようになっている)。ちなみにスワン銀河は意識レベルの上限が約69,000であり、このくらいの意識レベルになると魂が16分割できるようになる。この宇宙では意識レベルが上がると出来ることも増えるので、自由度が高い。ゲームや現実世界でもポイントやお金がたくさんあると行ける場所や買える服や家などたくさん選択肢が生まれると思うのだが、意識レベルもそんなイメージを持っていただけたら相違ない。

 宇宙での意識レベルが10,000未満の魂の場合は魂を分けることのできる数が2つまでである。そのような魂であれば、どこかの星(地球など)にいる魂と、ハイヤーセルフの魂に分かれることになる。このケースだとハイヤーセルフが直接お世話係となるので1人2役のような形でリーダー兼お世話係をするのである。パラレルセルフがお世話係となる場合もあるのは、その人の意識レベルにより分裂できる数も異なるので、魂が分裂できればできた分だけ役割を分散できるということである。(続く)

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