「そんなことが起こる」世界(2)

宇宙船地球号の日々

 ついに!このブログで目標達成である。昨日の夜もなんとか1本上げておいてよかった……。とりあえずは1番最低限のノルマ達成である。

 さて、前回の続き。わたしの前にすでに内見予約が入っていた4組に関しては、全員が「なんか違う」という理由で申し込みが入らなかった(その時は分からなかったが、実はこれも、わたしのパラレルセルフがわたしがこの部屋に住めるようにブロックをしていたのだった)。これは流れが来ている…!営業さんから現状を聞いて確信した。

 まず、エントランスの雰囲気が素敵。友人宅に通いなれていたが、何回来ても素敵と思っていた。ここに住めたらどんなに素晴らしいだろうと率直に思った。

 物件に入る前に、まずその家の表札を見てびっくりした。このマンションは一般的な数字(204号室とか、105号室とか)とはまた別に、部屋ごとに個別の固有名詞が付けられていた。わたしがこれから見る物件の部屋名に、わたしにとって1番大好きな色である「ブルー」という名前が付けられている……!玄関の表札を見た瞬間にときめいた。

 そして部屋に入ると、不動産屋のサイトのに掲載されていた写真よりもずっと明るい印象を受けた。自然光がたっぷり入ってくる、大きな窓がある。風通しもいい。クローゼットや本棚など、収納も充実している。わたしは非常に物持ちなのである。出かけるときも、友人宅に泊まりにいくときも、いつも「家出?」と聞かれるほど。物が多いので収納スペースは必須なのだが、一人暮らしをするには十分と思えるほどにクローゼットも収納棚もたくさんある。

 家を探す時にわたしが設定する条件をいずれも満たしていた。こんなにピッタリの物件、存在してるんだ。わたしの為に用意された物件なんじゃないかと思った。感動した。

 部屋を一通り見る前に、もう入口の「ブルー」の表札を見て心を決めていたのかもしれない。すぐに営業さんに「ここにします」と伝えていた。今思えば、引越しすると考える前に見ていた夢の通りである。

 この物件は、申し込みをしたら辞退が出来ないと言われた。営業さんから、「初期費用は大体このくらいになりそうで…」と説明を受けた。現時点で貯金が足りるかわからない。なんならギリギリ足りなさそう。ギャンブルである。

 会社へ自動引き落としの貯蓄制度は使っていたが、一度解約してしまうと戻れない制度なので、できれば解約したくなかった。困った。こんなにもときめいているのに。

 もう、金額が足りなければ借金してでもここに住もうと思った。彼と同棲する時、良いと思ったところはすぐに申し込みが入るし、そもそも良いと思える物件に出会うことも難しかった。彼と同棲する時は確か3ヶ月くらい物件を見て回ったような記憶がある。こんな1/1で良いと思える物件に出会えることなんてそんなにあることじゃない。

 その場で申し込みします!と宣言をして、帰った後に申し込みフォームが届いた。1番手である。幸いにも、わたしの勤務先は審査で落ちるような会社ではなかったので、審査は大丈夫だろうと思っていた。案の定すぐに承認が降りた。

 お金をどう工面しようかと考えていたら、実家にいる両親が、「費用を用意してある」と言い出した。びっくりした。彼と別れるから年末くらいに引越しするかもとは伝えていたが、まさか準備をしていたとは。さすがに泣いた。この年齢で両親に甘えてもいいのかと躊躇したのだが、しっかり甘えることにした。出世払いで返すと伝えて。

 同棲していた彼がすごくすごく引き留めてきて、同棲解消が1番大変だった。それ以外は何もなくスムーズに引越しまで出来たのである。これほどまでに感謝を感じたことが今までにあっただろうか。そして、目に見えない世界の力はここまでも完璧に整えてくれるのか。宇宙の力を意識した出来事の1つとして記憶に残っている。

 キネシオロジーテストで以前確認したのだが、わたしとアーティストの友人は前世でも、それ以前の過去世でも非常に深いご縁で繋がっており、今世ではたくさん一緒に時間を過ごせるように宇宙で計画を立ててきていたのだった。ちなみに前世でも近所に住んでいた。今世では同じ敷地内で徒歩30秒の距離に住むことになった。すごい世界観。

 元々計画をしてきていたことではあったが、実際に引っ越しをするときにはそれなりに不安を感じていた(これは闇側の存在から、引っ越しをさせないようにするために不安な気持ちにさせられていたのであった)。だが、勇気を出して飛び込んでみたらこんなにも素晴らしい日々が待っていた。今、彼女とはほぼ毎日、顔を合わせて話が出来るようになっている。

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